両親について
はじめまして。
私、タコハマは、E県T市の片田舎に両親ともども生息しています。
両親は80代で、父は難病のため、車椅子がないと外出は難しく、母は最近物忘れが激しく、
私は、×1の50代で、この両親のご厄介になりながら、細々と暮らしています。
ある日、政府が、”マイナバーカードを日本人全員に発行することを目指す方針””
というニュースをみた両親が
マイナンバーポイント欲しさに、
”われわれもつくるぞーーーー!!”
と、えらく盛り上がってしまいました。
2時間待ち
ところが、T市役所に母が問い合わせると
今日は、2時間待ちといわれたらしい・・・・
なんでも、建物の外まで行列ができているらしい。
平日は、私がお仕事なので、1か月に1回か2回実施している
休日受付を狙ったのですが、
写真を無料で撮ってもらえるらしいので、
みな同じように考えて、集中しているらしいです。
調べてみると
個人番号通知カードがあれば、
スマホやパソコンや証明写真撮影機でも申請できるらしい・・・
ただ両親は、スマホを持っていない(いわゆるガラケーも通話のみ)
パソコンも使えない
メールも持っていない・・・・
車椅子の父を2時間も待たせる訳にはいかないなあ、
ここは、ひとつ両親のために人肌脱ごう!!
両親のメールアドレスをつくり申請
両親の許可を得て、Gメールをつくることにしました。
家の中で両親の写真を撮影し、
パスポートの写真サイズに加工し、
マイナンバーカード総合案内ページに沿って
通知カードをみながら、申請しました。
とりあえず、受付したというメールを受け取ったのですが、
果たしてうまくいくかどうか・・・・
改めて後日報告します(⌒∇⌒)
1カ月後・・・
マイナンバーカードができたみたいで、市役所から通知はがきがきました。
今日、市役所へ受け取りに行こうかといっていたのですが、お天気が悪そうなのと、
近所のお葬式が入ったので、平日、両親だけでタクシーで行くことになりました。
ふたをあけてみると・・・
タクシー代がもったいないということで
一昨日、まずは母が歩いて市役所に行きました。
事前に私から母にある程度説明していたためか、市役所の手続きはある程度スムーズに
いったようです。
ところがマイナポイントを対象としたいと思った近所のスーパーのカードが、
初期のもので、古すぎて、登録対象にならないということでした。
そこで、母は、そのスーパーに行き、新しいタイプのカードに交換しようとしましたが、
残金が5000円ほどあるというので、父のおむつなど買い込み、使い切ってから、
新しいカードを作ったそうです。
翌日・・・
昨日、母は、今度は、父をつれて、市役所に行きました。
父は、車椅子です。
結局、今回もタクシーを使わなかったようです。
前日、納得していた母も、今日は、市役所の方の説明が理解できなかったようで、
帰ってきてから、「さっぱり、わからん」
と繰り返していました。
多分、市役所の方も説明するのが嫌になっているのではないでしょうか。
スーパーマーケットの方に入金するとききくように促してました。
とりあえずカードは作れたようです。
母も大分、物忘れが激しくなっているので、改めて説明するのも無駄だと思い、
これ以上は何もいいませんでした。
まとめ
政府は、全員を対象にマイナンバーカードを発行したいようですが、
マイナポイント取得の複雑さが高齢者の加入を阻害しているように思えてなりません。
というか、
マイナポイントを餌にマイナンバーカード加入を促しているものの、
結局、マイナポイントの複雑さにポイント取得をあきらめさせ、マイナンバーカードだけを
つくらせるという政策なのかもしれません。